痛痒(読み)いたがゆい

精選版 日本国語大辞典 「痛痒」の意味・読み・例文・類語

いた‐がゆ・い【痛痒】

〘形口〙 痛くて、かゆい。また、痛いのかかゆいのかわからない感じである。
※貧しき人々の群(1916)〈宮本百合子一六「新さんは、足の裏に針の束で突つくやうな痛痒い痺れを感じながら」

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デジタル大辞泉 「痛痒」の意味・読み・例文・類語

つう‐よう〔‐ヤウ〕【痛×痒/痛×癢】

精神的、肉体的な苦痛や、物質的な損害。さしさわり。
「此遅刻は、何等の―を彼に与えるに足りなかった」〈漱石明暗
[類語]激痛鈍痛疼痛痛み

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普及版 字通 「痛痒」の読み・字形・画数・意味

【痛痒】つうよう

痛癢

字通「痛」の項目を見る

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