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癖に クセニ

デジタル大辞泉の解説

くせに【癖に】[接助]

[接助]《名詞「くせ(癖)」+格助詞「に」から》活用語の連体形および格助詞「の」に付く。非難や不満の気持ちを込めて逆接条件を表す。にもかかわらず。のに。くせして。「弱い癖に強がりを言う」「本当は好きな癖に、そぶりも見せない」
[補説]打ち解けた会話に用いられる語。「のに」の場合よりも難詰や非難の気持ちが強い。また、「なによ、何も知らないくせに」のような終助詞的用法もある。

出典|小学館デジタル大辞泉について | 情報 凡例

大辞林 第三版の解説

くせに【癖に】

( 連語 )
〔名詞「癖くせ」に格助詞「に」が付いたもの。主として話し言葉で用いられる〕
活用語の連体形、格助詞「の」に付いて、一語の助詞のように用いられる。
文中にあって、接続助詞的に用いられる場合。非難したり責めなじったりする気持ちを込めて、逆接条件を表す。…にもかかわらず。…のに。 「大した金もない-、大きなことを言うな」 「弱い-、からいばりするな」 「男の-、からきしいくじがないんだから」
文末にあって、終助詞的に用いられる場合。非難・くやしさなどの気持ちを込めて、「…であるのに」の意を表す。 「なにさ、さっきは泣いてた-」 「おだまりなさい。子供の-」 〔「くせに」は、それによって結ばれる前文と後文とが同一の主語の場合に限られる。それに対して、「のに」は、前文と後文とが異なった主語の場合にも用いられる。こういう点で、「くせに」の方が「のに」よりも用法が限られる。意味の上でも、「くせに」は、「のに」よりも非難する気持ちが強い〕

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