日本歴史地名大系 「白子寺家村」の解説
白子寺家村
しろこじけむら
奄芸郡の北東、伊勢湾岸にある。慶安郷帳(明大刑博蔵)には「三千四百拾六石八斗 白子村」とあり、元禄郷帳では白子村と枝郷寺家村に分れる。宝暦三年(一七五三)の惣形売仲間元極控帳(寺尾家蔵)でも両村の庄屋は別記されているが、天保郷帳では白子寺家村となる。伊勢参宮街道に沿う細長い宿場町で港町でもあった。北に
「朝野群載」所載の嘉承二年(一一〇七)一二月日の摂関家政所下文に
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報