日本歴史地名大系 「白崎八幡宮」の解説 白崎八幡宮しらさきはちまんぐう 山口県:岩国市今津村白崎八幡宮[現在地名]岩国市今津町六丁目今津(いまづ)の西端にある八幡山の南端、錦(にしき)川を臨む地に鎮座。祭神は仲哀天皇・神功皇后・応神天皇。旧郷社。石国(いわくに)庄の鎮守社であったと思われ、近世以降の氏子圏は中世末期の石国庄の荘域とほぼ一致する。文亀三年(一五〇三)の原本は焼失したが、永禄一三年(一五七〇)の縁起写によれば、<資料は省略されています>とあり、続けて応仁元年(一四六七)多々良氏(大内氏)上洛に供奉した弘中弘信によって上葺。文明四年(一四七二)に修造。明応五年(一四九六)六月二七日火災により焼失、翌年には同じく弘信によって再興され、その後永正八年(一五一一)には楼門が完成したとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by