百済足人 くだらの-たるひと
?-770 奈良時代の武人。
百済(朝鮮)系の氏族出身で本姓は余(よ)。のち百済朝臣の氏姓をさずけられる。天平(てんぴょう)10年には鎮守判官,のち陸奥大掾(むつのだいじょう),陸奥介(すけ)兼鎮守副将軍などをへて従四位下,右京大夫にのぼる。出羽(でわ)雄勝柵(おがちのき)(秋田県)の築城,藤原仲麻呂の乱の平定などに功績があった。神護景雲(じんごけいうん)4年5月12日死去。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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