すべて 

皿倉山(読み)さらくらやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「皿倉山」の意味・わかりやすい解説

皿倉山
さらくらやま

福岡県北東部,北九州市南西部,八幡東区の市街地背後にそびえる山。標高 622m。頂上から眼下洞海湾岸の製鉄所をはじめとして,北九州工業地域一望できる行楽地。西隣の帆柱山や南東麓の河内貯水池とともに北九州国定公園一部をなす。山頂近くまでケーブルカーが通じている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の皿倉山の言及

【帆柱山】より

…山名は神功皇后朝鮮出兵の際,帆柱材を切り出したのに由来するという。東に続く権現山(617m),皿倉山(622m),花尾山(351m)などを含めて帆柱山と総称することもあり,皿倉山を中心に一帯は北九州国定公園と帆柱自然公園に含まれ,市民に親しまれている。ケーブルカーと登山道路が通じ,テレビ塔の林立する皿倉山山頂からは玄界灘が望まれ,北九州市街の夜景もみごとである。…

※「皿倉山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む