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北九州国定公園 きたきゅうしゅうこくていこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

北九州国定公園
きたきゅうしゅうこくていこうえん

福岡県北部の山地を占める自然公園。面積 81.07km2。1972年指定。福智山,平尾台足立山,風師山など,北九州工業地域の後背山地からなる。福智山の西方は,東西を断層線によってかぎられた古生層,皿倉山から尺岳にいたる地域は中生層地帯で展望のよさで知られる。平尾台古生代石灰岩台地で,カルスト地形の典型として国の天然記念物に指定。一帯はササ,ススキ,ヤマハギなどの草原である。北九州市北東部の風師山から足立山にかけては古生層からなる山地で,標高は低いが関門海峡などの展望が優れている。

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デジタル大辞泉の解説

きたきゅうしゅう‐こくていこうえん〔きたキウシウコクテイコウヱン〕【北九州国定公園】

福岡県北東部の自然・山岳を中心とする国定公園。福智(ふくち)・企救(きく)・貫(ぬき)の山地を含む。貫山地にあるカルスト台地平尾台をはじめとして自然景観にすぐれ、遺跡・史跡も多い。

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百科事典マイペディアの解説

北九州国定公園【きたきゅうしゅうこくていこうえん】

福岡県北部の福智山地域と,その東方の平尾台を中核とする国定公園。1972年指定。82.49km2。福智山地域は広葉樹林,平尾台はカルスト地形天然記念物)で知られる。

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大辞林 第三版の解説

きたきゅうしゅうこくていこうえん【北九州国定公園】

福岡県北部の山岳を中心とした国定公園。カルスト地形で知られる平尾台や福智山などが主要部。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔福岡県〕北九州国定公園(きたきゅうしゅうこくていこうえん)


福岡県北東部の国定公園。企救(きく)・福智(ふくち)・貫(ぬき)の各山地からなる。面積8107ha。1972年(昭和47)指定。貫山地は平尾(ひらお)台のカルスト地形、福智山地の皿倉(さらくら)山や企救山地の足立(あだち)山はアカマツなどの暖帯性常緑樹林で知られる。平尾台には「羊群原(ようぐんばる)」とよばれるカレンフェルト(石灰岩の石柱原)や千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)などがあり、平尾台・千仏鍾乳洞は国指定天然記念物。皿倉山や足立山は北九州一帯のレクリエーション地域となっている。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

北九州国定公園
きたきゅうしゅうこくていこうえん

福岡県北部、福智(ふくち)、企救(きく)、貫(ぬき)山地を含む山岳の自然を中心とした国定公園。1972年(昭和47)指定。面積81.07平方キロメートル。範域は北九州・直方(のおがた)・行橋(ゆくはし)の3市と苅田(かんだ)・福智の2町に及んでいる。貫山地の平尾台(ひらおだい)はカルスト地形で知られ、中央部に「羊群原(ようぐんばる)」と称されるカレンフェルト、東部に千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)や上中下3段からなる青竜窟(せいりゅうくつ)などがあり、国の天然記念物に指定されている。福智山地には北部の皿倉(さらくら)山を中心とする帆柱(ほばしら)自然公園、サクラの名所である河内(かわち)貯水池、鷹取(たかとり)山一帯を占める鷹取城跡、山頂に草原と巨岩の多い福智山などがある。企救山地には、眺望のよい風師(かざし)山から足立(あだち)山へと続く自然歩道、小倉(こくら)藩主小笠原(おがさわら)氏の菩提寺(ぼだいじ)である福聚(ふくじゅ)寺などがあり、北九州一帯のレクリエーション地域として四季を通じ行楽客が多い。[石黒正紀]

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