目標選択戦略(読み)もくひょうせんたくせんりゃく(その他表記)strategy of re-targeting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「目標選択戦略」の意味・わかりやすい解説

目標選択戦略
もくひょうせんたくせんりゃく
strategy of re-targeting

1974年初頭の国防報告で,アメリカの J.シュレジンジャー国防長官が明らかにした核戦略。確証破壊の潜在力によって全面戦争への拡大を抑止しつつ,ある特定の目標だけを,敵の攻撃に応じて攻撃し,戦略目的を達成しようとする構想。この特定目標とは相手の戦略兵力 (ICBMの地下基地) を意味する。この戦略実施のためには,対戦略兵力破壊能力の向上を必要とするが,相手もまたそのような能力の向上に努力するため,成立しにくくなるという結果を生じる。

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