相識(読み)ソウシキ

デジタル大辞泉 「相識」の意味・読み・例文・類語

そう‐しき〔サウ‐〕【相識】

互いに相手を知っていること。また、その人。知り合い。「相識間柄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相識」の意味・読み・例文・類語

そう‐しき サウ‥【相識】

〘名〙 互いに知り合っていること。また、その人。知人
正法眼蔵(1231‐53)安居「相識、道旧ともに拝あり」
読本唐錦(1780)二「はからず佐々木曹五と相識(サウシキ)(〈注〉チカヅキ)になりしに」
浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一「百年の相識(サウシキ)に別れた如く、何となく心淋敷かったが」 〔礼記‐曾子問〕

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普及版 字通 「相識」の読み・字形・画数・意味

【相識】そう(さう)しき

知人。〔左伝、襄二十九年〕(呉の公子季札)に聘(へい)す。子を見て、(もと)より相ひるが如し。之れに縞帶を與ふ。子紵衣を獻ず。

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