デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真覚」の解説
真覚 しんがく
藤原敦忠(あつただ)の4男。天台宗。官途についたが,康保(こうほう)4年(967)比叡(ひえい)山で出家。天禄(てんろく)2年岳父の藤原文範(ふみのり)が創建した京都大雲寺の開山となる。子の文慶(もんきょう)が同寺の初代別当になった。俗名は藤原佐理(すけまさ)。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...