眸子(読み)ボウシ

デジタル大辞泉 「眸子」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐し【×眸子】

ひとみ瞳孔どうこう瞳子
群集の―、均しくいぶかしげに小門の方に向えり」〈木下尚江火の柱

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眸子」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐し【眸子】

〘名〙 瞳(ひとみ)
聖徳太子伝暦(917頃か)上「太子曰。赤文貫眸子。為傷害之相」 〔孟子‐離婁・下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「眸子」の読み・字形・画数・意味

【眸子】ぼうし

ひとみ。〔荘子天運〕夫(そ)れ白(はくげき)(白鷺)の相ひるや、眸子(めぐ)らさずして風受精)す。蟲の雄上風に鳴き、雌下風に應じて風す。

字通「眸」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報