石川欽一郎(読み)イシカワ キンイチロウ

20世紀日本人名事典 「石川欽一郎」の解説

石川 欽一郎
イシカワ キンイチロウ

明治〜昭和期の画家



生年
明治4年8月8日(1871年)

没年
昭和20(1945)年9月10日

出生地
静岡県静岡市

経歴
明治20年明治美術会入会陸軍通訳官を務めながら文展光風会展に出品する。42年丸山晩霞、鵜沢芳松らと「最新水彩画法」を著す。大正2年日本水彩画会創立に発起人として参加、13年台湾水彩画会創立。昭和12年以降新文展に出品。作品に「満州風景」「森の道」「台北城外」「湖畔」「穂高朝晴」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川欽一郎」の解説

石川欽一郎 いしかわ-きんいちろう

1871-1945 明治-昭和時代前期の洋画家
明治4年8月8日生まれ。22年大蔵省印刷局工生となり,浅井忠,川村清雄にまなぶ。明治美術会,巴(ともえ)会,光風会に参加。大正2年日本水彩画会の改組の際に参加し,水彩画の普及につくした。昭和20年9月10日死去。75歳。静岡県出身。作品に「台北の郊外」「市街」など。著作に「写生新説」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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