石狩港(読み)いしかりこう

日本歴史地名大系 「石狩港」の解説

石狩港
いしかりこう

市域北部の石狩川河口に位置する港。同川河口部の海面を港湾区域とするが、出入りする船舶の泊地は石狩川の両岸である。昭和二八年(一九五三)地方港湾に指定され、同四八年重要港湾に昇格。管理者はともに石狩町であった。平成一二年(二〇〇〇)石狩市が管理する地方港湾に変更された。

石狩川河口の湊はシャクシャインの戦に関連する「津軽一統志」に「石狩浜口」「石狩川口」、「狄蜂起集書」に「石狩川湊」「石かり港」「石狩湊口」とみえるのが早い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「石狩港」の解説

石狩港

北海道にある港。石狩川の河口に位置する。1953年3月設立。港湾管理者は、石狩市。1973年より重要港湾、2000年に地方港湾に変更。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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