20世紀日本人名事典 「石田六次郎」の解説 石田 六次郎イシダ ロクジロウ 明治・大正期の社会運動家 仙台基督教会育児院理事長。 生年元治1年10月9日(1864年) 没年昭和12(1937)年7月24日 出生地備中国吉備郡総社村(現・岡山県総社市) 経歴郵便局書記、巡査などをして、明治20年上京して受洗する。22年鉄道局の火夫となり、25年日本鉄道会社に移り青森県に赴任する。31年待遇改善を要求し、停職処分を受ける。要求のほとんどが通って復職し、のちに東北各地の助役、機関区長などを歴任。退職後は教会や公共のために尽し、仙台基督教会育児院理事長に就任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田六次郎」の解説 石田六次郎 いしだ-ろくじろう 1864-1937 明治-昭和時代前期の社会運動家。元治(げんじ)元年9月9日生まれ。明治30年日本鉄道の青森県尻内(しりうち)で機関方(かた)となり,31年池田元八とともに待遇改善運動をおこす。この運動は青森-上野間の運転をとめる争議に発展した。退職後,仙台の基督(キリスト)教会育児院理事長となった。昭和12年7月24日死去。74歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by