石西礁湖(読み)セキセイショウコ

デジタル大辞泉 「石西礁湖」の意味・読み・例文・類語

せきせい‐しょうこ〔‐セウコ〕【石西礁湖】

沖縄県南西部、石垣島西表島の間にある礁湖。名は両島の頭文字から。面積は約400平方キロメートルで、サンゴ礁が広がる海域としては国内最大。西表石垣国立公園に属する。
[補説]平成28年(2016)に大規模なサンゴ白化現象が確認され、調査が続いている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「石西礁湖」の解説

石西礁湖
せきせいしようこ

石垣島の南西部から西表いりおもて島東部の間に広がるサンゴ礁。海域には竹富たけとみ島・小浜こはま島・くろ島・嘉弥真かやま島・新城あらぐすく上地かみじ新城下地しもじの六島がある。一九六六年(昭和四一年)当時、海中公園センター理事長の田村剛が石垣島と西表島の頭文字をとって命名。外縁部は干潮時には干上る礁原を形成することが多く、その内側は大部分が水深一〇メートル以内の水域(ラグーン)をなすが、小浜島と黒島との中間地点では二〇メートルに及ぶ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

事典・日本の観光資源 「石西礁湖」の解説

石西礁湖

(沖縄県八重山郡竹富町)
日本の重要湿地500指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android