砥粒(読み)トリュウ

世界大百科事典 第2版「砥粒」の解説

とりゅう【砥粒 abrasive grain】

ものを研ぐ,削る,磨くなどのために使われる高硬度の粒状または粉末状の物質の総称。人造品および天然産のものがあるが,人造品を用いることが多い。砥粒を使った加工の歴史は,遠く石器時代の昔にさかのぼり,磨製石器の製作に,天然といし(砥石)によるホーニングとか,前加工時に生じた石の砕片や砂によるラッピングが適用されたと思われる。くだって,古代の玉磨きや金属鏡の仕上げ,中世における刀剣の研磨やレンズ磨きなど,多方面で用いられてきた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

法人税

法人税法 (昭和 40年法律 34号) に基づき法人の所得などについて課せられる国税。国税中所得税と並び収納額が多い。法人所得税と意味は同じである。納税義務者は,日本国内に本店または主たる事務所をもつ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android