破顔一笑(読み)ハガンイッショウ

デジタル大辞泉 「破顔一笑」の意味・読み・例文・類語

はがん‐いっしょう〔‐イツセウ〕【破顔一笑】

[名](スル)顔をほころばせて、にっこり笑うこと。「合格の知らせに破顔一笑する」
[類語]笑い笑み微笑み微笑朗笑一笑スマイル

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「破顔一笑」の意味・読み・例文・類語

はがん‐いっしょう‥イッセウ【破顔一笑】

  1. 〘 名詞 〙 顔をほころばせてにっこりと笑うこと。
    1. [初出の実例]「後を振り向いて破顔一笑(ハガンイッセウ)した」(出典:非凡なる凡人(1903)〈国木田独歩〉上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「破顔一笑」の解説

破顔一笑

顔をほころばせてにっこりと笑うこと。

[活用] ―する。

[使用例] 後を振り向いて破顔一笑した[国木田独歩*非凡なる凡人|1903]

[使用例] 視学官は、片方の耳をいじくりながら、破顔一笑して、着席のまま答えた[石坂洋次郎若い人|1933~37]

[解説] 「破顔」はほほえむこと。「一笑」は軽く笑うこと。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android