20世紀日本人名事典 「福見秀雄」の解説
福見 秀雄
フクミ ヒデオ
昭和期の細菌学・ウイルス学者 長崎大学名誉教授;元・国立予防衛生研究所所長。
- 生年
- 大正3(1914)年4月20日
- 没年
- 平成10(1998)年12月19日
- 出生地
- 愛媛県松山市
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学医学部医学科〔昭和13年〕卒
- 学位〔年〕
- 医学博士〔昭和20年〕
- 主な受賞名〔年〕
- 野口英世記念医学賞(第13回)〔昭和44年〕「インフルエンザ・ビールスと疫学に関する研究」,勲二等旭日重光章〔昭和61年〕,朝日文化賞
- 経歴
- 東京大学伝研第四研究部嘱託となり、昭和22年予防衛生研究所第二細菌部に転じ、同部長を経て、27年細菌部長、36年細菌第一部長、49年副所長、53年所長となる。55年第8代長崎大学学長に就任。59年退任。平成5年黒住医学研究振興財団理事長。コレラの権威で、インフルエンザの専門家。著書に「ウイルス入門」「インフルエンザ」「社会の中の感染症」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報