私門(読み)シモン

デジタル大辞泉 「私門」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【私門】

個人の家。自分一家
朝廷に対して)臣下の家。
権力のある家。権門

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精選版 日本国語大辞典 「私門」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【私門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 個人の家。臣下の家。また、自分の一家。
    1. [初出の実例]「若有身在公庭、心顧私門、妨奪農業蛑万民」(出典続日本紀‐霊亀元年(715)五月辛巳)
    2. 「専ら私門を営み国用を濫消す」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉六)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐魏策上・襄王〕
  3. 権力を持った家。権門。

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普及版 字通 「私門」の読み・字形・画数・意味

【私門】しもん

臣下の家。権勢の家。〔史記、李斯伝〕昭王(はんすい)を得て、~室を彊(つよ)くし、私門を塞ぎ、侯をして、秦をして業をさしむ。

字通「私」の項目を見る

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