秋風女房(読み)あきかぜの にょうぼう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋風女房」の解説

秋風女房 あきかぜの-にょうぼう

1764-1826 江戸時代後期の狂歌師
明和元年生まれ。江戸新吉原大文字屋の初代村田文楼の姪(めい)でその養女となり,のち加保茶元成(かぼちゃの-もとなり)と結婚。加藤千蔭(ちかげ)に和歌を,酒井抱一(ほういつ)に絵をまなんだ。大田南畝編の「徳和歌後万載集」に狂歌がおさめられている。文政9年9月11日死去。63歳。名はまさ別号に木綿子。
格言など】秋立つと風が知らすや文月の封じを桐の一葉散らして(名の由来となった狂歌)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む