コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

移動平均 イドウヘイキン

3件 の用語解説(移動平均の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

いどう‐へいきん【移動平均】

統計の手法の一。一定期間の間隔を定め、その間隔内の平均値を連続して計算することによって趨勢(すうせい)的な動向を知ろうとするもの。変動の激しい株価や季節的な変動のみられるデパートの売上高の動きなどをみるのに利用される。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

いどうへいきん【移動平均】

統計の手法の一。例えば毎年の米の産額について、その前後数年間の平均をとり、それを各年の産額とし、豊凶作の偶然的要素を除去して全体の趨勢すうせいを知ることができるようにする。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

移動平均
いどうへいきん
moving averages

社会的、経済的現象の時間的経過を計数の動きによってとらえようとするとき、その動きは、趨勢(すうせい)的な変動、循環的な変動、あるいはその他の不規則な変動などのあらゆる動きが複合されたものとして観測される。移動平均はこのような計数の時間的な動きについて、循環的、不規則的な変動部分を除去し、その底流にある長期的、趨勢的な動向をみいだそうとするときに用いられる統計上の操作手法である。
 その操作手続は次のように行われる。まず、統計データ系列につき平均値をとる一定期間の間隔を定め(間隔の幅は、データの種類や、どのような傾向をみようとするかによって異なる)、その間隔内にある連続したデータについて平均値を計算し、その値を連続データの中間時点の値とする。次に、一時点だけデータをずらしたものについて、やはり同間隔の連続データについて平均値をとり、それを一時点だけずれた連続データの中間点の値とする。この手続を順次繰り返して得られる計数の系列が移動平均系列である。
 たとえば、デパートの売上高のように、1年を通してみたとき、かなりはっきりした季節的なパターンが認められるデータ系列については、12か月を一定間隔にとった移動平均系列を作成することによって、そのような季節的な変動に惑わされない趨勢的な売上高の動きを把握することができる。また、不規則変動のきわめて激しい株価の動きなどのデータについても、目先の動きにとらわれずに、データの中・長期的な方向を見極めるためには、この手法は非常に有用である。[高島 忠]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

移動平均の関連キーワード人口動態統計法定期間制定複利法星糸統計の日統計分析アーンド・インカード・ペイシスtracking

今日のキーワード

信長協奏曲(コンツェルト)

石井あゆみによる漫画作品。戦国時代にタイムスリップした現代の高校生が病弱な織田信長の身代わりとして生きていく姿を描く。『ゲッサン』2009年第1号から連載開始。小学館ゲッサン少年サンデーコミックス既刊...

続きを読む

コトバンク for iPhone

移動平均の関連情報