稟請(読み)リンセイ

デジタル大辞泉 「稟請」の意味・読み・例文・類語

りん‐せい【×稟請】

[名](スル)《「ひんせい」の慣用読み上役や上部機関などに申し出て請求すること。申請。「部下昇進稟請する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「稟請」の意味・読み・例文・類語

りん‐せい【稟請】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「稟請(ひんせい)」の慣用読み )
  2. 申し上げて請求すること。上長に申し出て請い受けること。申請。
    1. [初出の実例]「府県会の議定を以て文部卿へ稟請すべし」(出典:教育令制定理由(1879)参議伊藤博文上申)
  3. 旧制で、検察官地位の高い者にかかる事件を処理する場合に、検事総長など上長にその処分についての指示を仰ぐことをいう。

ひん‐せい【稟請】

  1. 〘 名詞 〙 願い出て受け取ること。〔福恵全書‐蒞任部・発各告示・宅門告示〕

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普及版 字通 「稟請」の読み・字形・画数・意味

【稟請】ひんせい

申請する。

字通「稟」の項目を見る

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