コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

穂発芽 ホハツガ

2件 の用語解説(穂発芽の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ほ‐はつが【穂発芽】

収穫前の穂に実った種子から芽が出てしまう現象。降雨などの気象条件によって小麦・米・トウモロコシなどに見られ、収穫減や品質低下の原因となる。対策として、降雨期の前に収穫できる早熟種や、休眠性が強く吸水しても発芽しにくい遺伝子を持つ品種の育種が行われている。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

ほはつが【穂発芽 pre‐harvest sprouting】

作物の種実が穂についたまま発芽する現象。ムギやイネなどで収穫時期に長雨に遭った場合にしばしばみられる。発芽すると種実内の酵素が活性化し,胚乳に蓄積されているデンプンを分解して生長エネルギーなどに消費するため,粒重が減少し,変質を起こして品質が低下する。穂発芽の難易は種子の休眠期間の長短と密接な関係があり,短いものほど穂発芽しやすい。品種や種によっても穂発芽の難易に差があり,コムギでは概して外国品種に穂発芽しやすいものが多く,日本品種にはしにくいものが多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

穂発芽の関連キーワード胎生発芽マングローブ暗発芽種子熟る温湯浸法種根幼芽ベル現象腕現象

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

穂発芽の関連情報