コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

穂発芽 ホハツガ

デジタル大辞泉の解説

ほ‐はつが【穂発芽】

収穫前の穂に実った種子から芽が出る現象。降雨などの気象条件により、小麦・米・トウモロコシなどでみられ、収穫減や品質低下の原因となる。対策として、降雨期の前に収穫できる早熟種や、休眠性が強く吸水しても発芽しにくい遺伝子をもつ品種の育種が行われている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

ほはつが【穂発芽 pre‐harvest sprouting】

作物の種実が穂についたまま発芽する現象。ムギやイネなどで収穫時期に長雨に遭った場合にしばしばみられる。発芽すると種実内の酵素が活性化し,胚乳に蓄積されているデンプンを分解して生長エネルギーなどに消費するため,粒重が減少し,変質を起こして品質が低下する。穂発芽の難易は種子の休眠期間の長短と密接な関係があり,短いものほど穂発芽しやすい。品種や種によっても穂発芽の難易に差があり,コムギでは概して外国品種に穂発芽しやすいものが多く,日本品種にはしにくいものが多い。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

穂発芽の関連キーワード栽培植物湿害

今日のキーワード

阪神園芸

阪神電気鉄道株式会社の子会社で、兵庫県西宮市に本社を置く造園会社。正式名称は「阪神園芸株式会社」。1968年に設立された。環境緑化工事の施工・維持管理、公園植栽などの管理、観葉植物のリースといった業務...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

穂発芽の関連情報