空取引(読み)クウトリヒキ

デジタル大辞泉 「空取引」の意味・読み・例文・類語

くう‐とりひき【空取引】

からとりひき(空取引)

から‐とりひき【空取引】

現物の受け渡しをしないで、相場変動による差益獲得目的として行われる取引空相場空売買。くうとりひき。

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精選版 日本国語大辞典 「空取引」の意味・読み・例文・類語

から‐とりひき【空取引】

  1. 〘 名詞 〙 実物の受渡しをしないで、相場の高低によって損益を計算し、その差引きの金額決済をする取引。から相場。くう相場。から売買。くう売買。くうとりひき。
    1. [初出の実例]「ぢゃ、空取引(カラトリヒキ)をしよう」(出典茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉一千円の遺産処分)

くう‐とりひき【空取引】

  1. 〘 名詞 〙からとりひき(空取引)〔新時代用語辞典(1930)〕

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