空理(読み)クウリ

デジタル大辞泉 「空理」の意味・読み・例文・類語

くう‐り【空理】

現実とかけ離れた、役に立たない理論。「空理空論
[類語]理屈理屈理屈詭弁きべんこじつけ空論講釈御託ごたく

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精選版 日本国語大辞典 「空理」の意味・読み・例文・類語

くう‐り【空理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 事実から遠く離れた理論。現実感に乏しい抽象的な理論。また、実際の役にたたない理論。空論。「空理空論
    1. [初出の実例]「老子は空理を云へるを、荘子は段々に寓言せり」(出典:随筆・文会雑記(1782)三)
  3. 仏語。世の中の万物はみな因縁によって起こる仮のもので、実体自性のないものとする教理
    1. [初出の実例]「二云此経明空理。不辺量往求之義」(出典法華義疏(7C前)一)

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