コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

日高川 ひだかがわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

日高川
ひだかがわ

和歌山県中部の川。奈良県との県境にある護摩壇山 (1370m) に源を発して南西流,のち北流,西流して御坊市市街地南部で太平洋に注ぐ。全長 115km。中流は典型的な穿入蛇行をなし,下流では日高平野を形成。中流に 1988年椿山ダムが完成して治水利水に役立っている。上・中流域は木材の産地で,かつては筏流しによる木材輸送路であったが,現在はトラックによる輸送に代った。上流域に龍神温泉があり,付近一帯は高野龍神国定公園に属する。下流域には安珍・清姫の伝説で知られる道成寺がある。

日高川
ひだかがわ

道成寺物」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉の解説

ひだか‐がわ〔‐がは〕【日高川】


和歌山県中部を流れる川。奈良との県境にある護摩壇(ごまだん)山に源を発して南流したあとほぼ西流し、御坊市で紀伊水道に注ぐ。長さ115キロ。
和歌山県中部の町。の中流域を占める。
浄瑠璃日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」、およびその四段目の通称。
浄瑠璃・歌舞伎で、道成寺(どうじょうじ)伝説を主題としたもの。道成寺物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディアの解説

日高川【ひだかがわ】

和歌山県中部の川。長さ115km。奈良県境の護摩壇山に発して南西に流れ,次いで北流し再び南西に向かい御坊市で紀伊水道に注ぐ。蛇行(だこう)が著しい。《日本霊異記》《中右記》に洪水のことがみえ,《紀伊名所図会》に筏(いかだ)下しが描かれる。灌漑(かんがい),水力発電に利用。上流域に竜神温泉がある。
→関連項目川辺[町]紀伊山地高野竜神国定公園

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

ひだかがわ【日高川】

和歌山県中部、奈良県との県境にある護摩壇ごまだん山に源を発し、西流して御坊市で紀伊水道に注ぐ川。長さ115キロメートル。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本の地名がわかる事典の解説

〔和歌山県〕日高川(ひだかがわ)


和歌山県中部を流れる川。2級河川(日高川水系)。延長115km。紀伊(きい)山地西部の城ヶ森(じょうがもり)山(標高1269m)に源を発し、曲流しつつ南西流して、御坊(ごぼう)市で太平洋に注ぐ。上・中流域はスギ・ヒノキの大産地で、かつては筏(いかだ)流しが行われた。上流に龍神(りゅうじん)温泉、下流に安珍清姫(あんちんきよひめ)伝説で知られる道成(どうじょう)寺など名所も多い。中流に多目的の椿山(つばやま)ダムがある。

出典 講談社日本の地名がわかる事典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

日高川
ひだかがわ

和歌山県中央部を西流する川。奈良県境の護摩壇(ごまだん)山(1372メートル)に源を発して西流、御坊(ごぼう)市で太平洋に注ぐ。延長115キロメートル、流域面積681平方キロメートル。上流に龍神(りゅうじん)温泉があり、中流は極端な穿入(せんにゅう)蛇行をなし、下流には県下第二の日高平野が開け、河口に日高港がある。流域山地の木材は御坊市に集まる。毎年のように水害が生じ、1988年(昭和63)洪水調節用の椿山(つばやま)ダム(日高郡美山(みやま)村、現日高川町)がつくられたが、ダム建設のため180戸余が水没した。なお、日高川は安珍(あんちん)・清姫の道成寺(どうじょうじ)物でも有名。[小池洋一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

パルムドール

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。[補説]多く「金のシュロ」と訳されるが、日本原産のシュロ(ワジュロ)ではなく、ヤシ科のナツメヤシがモチーフとなっている。ナツメヤシは、西洋では勝利・栄誉の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

日高川の関連情報