デジタル大辞泉 「突出る」の意味・読み・例文・類語 つき・でる【突(き)出る】 [動ダ下一]1 突き破って出る。「釘が板から―・でる」2 ある部分が外側や前方に出っ張る。「桟橋が海に―・でる」[類語]突出・突起・突き出す・飛び出る・飛び出す・出っ張る 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「突出る」の意味・読み・例文・類語 つき‐・でる【突出】 〘 自動詞 ダ下一段活用 〙① 覆いや壁などを突いて出る。突き破って出る。[初出の実例]「千余の守兵が要塞外に突(ツ)き出(デ)た」(出典:雑嚢(1914)〈桜井忠温〉八)「下萌えの新芽が突き出ていて」(出典:水の葬列(1967)〈吉村昭〉一)② ふいに出る。ぐっと前へ出る。さっと出る。[初出の実例]「皮の厚そうな顔がぬっとつきでてきたとき」(出典:真空地帯(1952)〈野間宏〉六)③ 高く、または長く出る。ある部分が前や上に出張る。[初出の実例]「松のはえた、白い砂地が、海の中に、つき出てゐて」(出典:尋常小学読本(明治三六年)(1903)〈文部省〉七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例