精選版 日本国語大辞典 「窮陰」の意味・読み・例文・類語 きゅう‐いん【窮陰】 〘 名詞 〙 ( 陰気の窮極の意 ) 冬の末。陰暦一二月。窮冬。[初出の実例]「窮陰終謝レ北、陽煦早驚レ東」(出典:経国集(827)一四・奉試詠天〈小野岑守〉)「のどかなる日影に、窮陰(キュウイン)の面(ま)のあたりなるを忘るべき園遊会は」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉九)[その他の文献]〔李華‐弔古戦場文〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「窮陰」の読み・字形・画数・意味 【窮陰】きゆういん 冬の末。窮冬。唐・孟浩然〔京に赴く途中、雪に遇ふ〕詩 窮陰、なり 積、山川に滿つ 雁、沙にひ 烏、野田に集る字通「窮」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報