精選版 日本国語大辞典 「龍蟠虎踞」の意味・読み・例文・類語 りゅうばん‐こきょ【龍蟠虎踞】 〘 名詞 〙① 龍がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、ある場所を根拠地として威勢を振るうこと。[初出の実例]「封するに大藩を以てする所以の者は、〈略〉、龍蹯虎踞して」(出典:開化評林(1875)〈岡部啓五郎編〉明治三年)[その他の文献]〔李白‐永王東巡歌〕② 地勢の要害堅固なさまにいう語。龍蟠。[初出の実例]「龍盤虎踞帝王都、誰見当時職貢図」(出典:黄葉夕陽邨舎詩‐前編(1812)一・龍盤)[その他の文献]〔許渾‐途経秦始皇墓詩〕 りょうばん‐こきょ【龍蟠虎踞】 〘 名詞 〙 =りゅうばんこきょ(龍蟠虎踞) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
四字熟語を知る辞典 「龍蟠虎踞」の解説 竜蟠虎踞 竜がとぐろを巻き、虎がうずくまるように、ある場所を根拠地として威勢を振るうこと。 [活用] ―する。 [使用例] 関西の大地主として、摂播の間に竜蟠虎踞するの伊藤家を作り出した所以であろう[留岡幸助*神の委托事業|1910] [解説] 「蟠」はとぐろをまくこと。「踞」はうずくまること。 出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報