デジタル大辞泉 「竜龕手鑑」の意味・読み・例文・類語 りゅうがんしゅかん【竜龕手鑑】 中国の字書。4巻。遼(契丹)の行均編。997年成立。仏典を中心に、「説文解字」「玉篇」などからも収集した漢字を部首によって分類し、部首の字を平・上・去・入の四声の順に配列したもの。もとの名は、「竜龕手鏡」。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「竜龕手鑑」の意味・読み・例文・類語 りゅうがんしゅかん【龍龕手鑑】 中国の字書。四巻。遼(契丹)の行均編。九九七年成立。仏典を中心に、「説文解字」「玉篇」などからも収集した漢字を部首によって分類し、部首の字を平・上・去・入の四声の順に配列したもの。龍龕手鏡。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「竜龕手鑑」の意味・わかりやすい解説 竜龕手鑑 (りゅうがんしゅかん)Lóng kān shǒu jiàn 中国,遼代の僧行均が撰した字書。4巻。総字数2万6430字を収める。偏旁により242の部首に分け,部首および各部中の文字は平上去入の四声順に配列し,各字の下に正俗通古今等の字体を列挙し,簡単な訓詁を付す。竜龕は大蔵と同義で,仏典に見えるさまざまな異体字を集大成したもので,古書とりわけ古写本を読むには有用である。原名は《竜龕手鏡》,宋に入り諱(いみな)を避けて鑑と改められた。執筆者:松尾 良樹 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by