笑巌慧忻(読み)しょうがん えきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笑巌慧忻」の解説

笑巌慧忻 しょうがん-えきん

1367-1450 南北朝-室町時代の僧。
貞治(じょうじ)6=正平(しょうへい)22年生まれ。曹洞(そうとう)宗。陸奥(むつ)黒石(岩手県)正法寺の月泉良印(げっせん-りょういん)に師事し,その法をつぐ。同国に瑞徳寺をひらき,のち常安寺にうつる。月泉の死後,能登(のと)(石川県)総持寺の住持となり,奥羽2州の僧録をかねた。宝徳2年2月22日死去。84歳。陸奥江刺(えさし)郡(岩手県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android