笠岡諸島(読み)かさおかしょとう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「笠岡諸島」の意味・わかりやすい解説

笠岡諸島
かさおかしょとう

岡山県南西部に南北に並ぶ瀬戸内海島嶼(とうしょ)群。笠岡市に属し、主要な島は片島神島(こうのしま)、高島(たかしま)、白石島(しらいしじま)、北木島(きたぎしま)、真鍋島(まなべしま)、大飛島(おおびしま)、小飛島(こびしま)、六島(むしま)で、このうち片島と神島は笠岡湾干拓により陸繋(りくけい)化された。白石島は白石踊、北木島は石材産出、真鍋島は花卉(かき)栽培で知られる。また沿岸は釣り場によく、白石、北木両島は夏の海水浴客でにぎわう。人口2513(2009)。

[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 おかやま

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android