北木島(読み)きたぎしま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岡山県南西端,笠岡市に属する瀬戸内海の島。北木石の名で知られる花崗岩採石が行われ,大坂城石垣靖国神社鳥居に用いられ,現在もビルの外装墓石などに使用されている。海水浴場があり,ノリ養殖養魚も行われる。ジョチュウギクの特産地。笠岡から定期フェリーが運航。面積 7.94km2人口 2227 (1996) 。

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百科事典マイペディアの解説

岡山県笠岡市に属する笠岡諸島中最大の島。面積7.50km2。中世には柴ノ島ともみえ,江戸時代には加子浦で,漁業も盛んであった。中心は北木島町で,笠岡〜多度津間の定期船が寄港。北木石と呼ぶ良質の花コウ岩を特産,各所に採石場がある。海水浴場,キャンプ場としてにぎわう。
→関連項目笠岡[市]

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デジタル大辞泉プラスの解説

△岡山県笠岡市▽、笠岡港の沖約13キロメートル、白石島南東に位置する笠岡諸島の島。面積約7.49平方キロメートル。良質な花崗岩(北木(きた)石)を産出し、大阪城築城の昔から石材の島として栄えた。△東京都千代田区▽の靖国神社の大鳥居は北木石で出来ている。

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世界大百科事典 第2版の解説

岡山県南西部,瀬戸内海の笠岡諸島中,面積(7.3km2),人口(2187。1995年)ともに最大の島。笠岡市に属し,フェリーで笠岡港と結ばれる。主産業は花コウ岩の北木石の採掘・加工で,島内の各所に採石場がある。また漁業も行われる。白砂青松の海岸は夏季に海水浴場となり,他県からの観光客も訪れる。島周辺は釣場として知られる。【由比浜 省吾

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

岡山県南西部、笠岡(かさおか)市に属する島。面積7.49平方キロメートル。かつては北木島町を構成した。全島花崗(かこう)岩からなり、北木石を産出する。大坂城の石垣に用いられたが、石材の採掘、加工が盛んになったのは明治中期からで、現在は石材採掘は減少し、おもに輸入石材の加工が中心となっている。水産業も行われ、海水浴場としても知られる。笠岡港からフェリーなどが通じる。人口1195(2009)。[由比浜省吾]

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