真鍋島(読み)まなべしま

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

真鍋島
まなべしま

岡山県南西部、瀬戸内海の笠岡(かさおか)諸島南部の島。笠岡市に属す。旧真鍋島村。面積1.65平方キロメートル。中世は土豪(どごう)の真鍋氏が支配し、城砦(じょうさい)跡がある。近世は漁業が活発で、現在も半農半漁であるが、第二次世界大戦後は無霜地という自然条件に着目した花卉(かき)の露地栽培に成功し、花の島として知られるようになった。現在は過疎化が進んでいる。真鍋氏一門の供養塔といわれる石造宝塔は県指定重要文化財。また島の歴史や民俗に関する資料を展示した真鍋島資料館がある。属島に六(む)島、大島などがあり、大島のイヌグスは県指定天然記念物。笠岡港からの定期船便がある。人口305(2009)。[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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