精選版 日本国語大辞典 「米河岸」の意味・読み・例文・類語 こめ‐がし【米河岸】 〘 名詞 〙 米問屋の店や倉庫が立ち並ぶ河川の岸の一帯の呼称。江戸時代、米問屋の多くは河岸に立地していた。特に江戸の本船町(長屋・表河岸・七軒町)、伊勢町(上伊勢町・下伊勢町)、小網町一丁目、小舟町、堀江町の八町をいう。[初出の実例]「米河岸や江戸に笘やの秋の雨〈溜水〉」(出典:俳諧・江戸弁慶(1680)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例