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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…天然に産出する鉱産資源のなかで目的金属を経済的に抽出,採取できるものが鉱石と呼ばれて製錬原料のおもなものとなる。鉱山から採取された状態の鉱石は粗鉱と呼ばれ,目的金属の鉱物のほかに他の有用金属の鉱物や無価値の鉱物を随伴している。自然に産出する鉱物の化学結合の形を変化させないで目的金属分を分離濃縮することを選鉱という。…
…分離技術そのものを指す場合(狭義の選鉱)と,それにともなう工程すべてを総称する場合(広義の選鉱)がある。すなわち広義の選鉱は,採掘したままでなんら手を加えていない鉱石(原鉱石,原鉱,粗鉱,元鉱などともいう。英語ではraw ore,run‐of‐mine ore)を処理して,精鉱と廃石とに分離するための操作の総称である。…
※「粗鉱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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