粛正(読み)しゅくせい

精選版 日本国語大辞典 「粛正」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐せい【粛正】

〘名〙
① きびしく取り締まって不正を取り除き、正しくすること。
※国民精神作興に関する詔書‐大正一二年(1923)一一月一〇日「綱紀を粛正し風俗匡励(きゃうれい)し」
② (形動) つつしみ深く、正しいさま。〔新書‐道術〕

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デジタル大辞泉 「粛正」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐せい【粛正】

[名](スル)厳しく取り締まって不正を除き去ること。「綱紀を粛正する」

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普及版 字通 「粛正」の読み・字形・画数・意味

【粛正】しゆくせい

不正を除く。また、清く平らか。〔顔氏家訓、省事〕(すこ)しく風塵に染むも、(すなは)ち肅正に乖(そむ)く。坑穽(かうせい)殊に深く、瘡(さうゐ)(きずあと)未だ復せず。~家を破らざる(な)し。

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「粛正」の解説

しゅくせい【粛正】

福島日本酒。酒名は、正直な酒造りによる嘘のない味を、との思いを込めて命名地元の晩酌酒として親しまれる普通酒蔵元の「河野」は大正11年(1922)創業所在地は会津若松市新横町。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

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