デジタル大辞泉 「粛」の意味・読み・例文・類語
しゅく【粛】
1 静まり返っているさま。「場内
2 つつしみかしこまるさま。「
[類語]物物しい・厳めしい・



。規は象形的に
とかかれ、それがのち
(えん)の形とされた。聿は筆。
は規の字形では夫とされている形で、ぶんまわし。もと筆とぶんまわしとで規画する意である。方形の盾に文様を刻することを
(
・雕)といい、画くことを畫(画)という。畫の田の部分が
、雕飾を施したところである。肅とは盾に雕・畫を加える形である。〔説文〕三下に「事を持すること振
なるなり。聿の
(ゑん)の上に在るに從ふ。戰戰兢兢たるなり」という。〔詩、小雅、小旻〕「戰戰兢兢として 深淵に臨むが如く
冰を履むが如し」の句によって附会したので、肅の字の形義とは何の関係もない。淵は回水、水の旋回する形をとる字で、肅の従うところの
とはもと同じでない。肅を粛敬の意に用いるのは、文様を加えることが、ものを聖化する方法と考えられたからであろう。
立〕肅 カゾフ・ススク・スク・ウヤマフ・カザル・イツクシ・ツツシム・ウルハシ
・嘯・簫・
・
など九字を収める。嘯・簫はその吹く音をとり、
は文様の繁縟なる意をとり、縮の義と近い。
siuとは声が近い。肅は規を用いて文様を画くこと、これを織物に施すことを
という。縮shiukは〔説文〕十三上に「亂るるなり」とするが、刺
によって伸縮の生ずることをいう。
▶・粛駕▶・粛戒▶・粛
▶・粛客▶・粛恭▶・粛敬▶・粛啓▶・粛虔▶・粛坐▶・粛殺▶・粛此▶・粛祗▶・粛爾▶・粛粛▶・粛如▶・粛森▶・粛慎▶・粛正▶・粛清▶・粛斉▶・粛整▶・粛静▶・粛然▶・粛
▶・粛霜▶・粛聴▶・粛呈▶・粛拝▶・粛風▶・粛覆▶・粛奉▶・粛睦▶・粛穆▶・粛揖▶・粛雍▶・粛容▶・粛
▶・粛立▶・粛
▶・粛烈▶・粛和▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...