デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「紀忠雄」の解説 紀忠雄 きい-ただお ?-1590 織豊時代の神職。紀伊(きい)日前(ひのくま)・国懸(くにかかす)神宮(和歌山県)の祠官。太田城により,根来(ねごろ)寺の僧兵および雑賀衆(さいかしゅう)とともに豊臣秀吉に反抗する。天正(てんしょう)13年太田城は秀吉勢の水攻めで陥落,神宮は破壊され,忠雄は高野山にのがれた。天正18年8月30日死去。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例