紅簾石片岩(読み)コウレンセキヘンガン

最新 地学事典 「紅簾石片岩」の解説

こうれんせきへんがん
紅簾石片岩

piemontite schist

紅れん石を含む紅色の珪質片岩。原岩チャートやそれに伴われる珪質堆積岩。緑色片岩相やらん閃石片岩相のような低変成度の変成作用によって形成。3価のMnを含有する紅れん石と赤鉄鉱を多量に含むことから,高い酸素分圧条件を示す。日本では三波川変成帯のものが有名。ほかに,白雲母・方解石・緑れん石ざくろ石などを含む。岩石自体のMn含有量は低く,一般に1%に満たない。小藤文次郎(1887)が世界で初めて紅れん石片岩を報告。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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