コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

紅簾石 こうれんせき piedmontite

4件 の用語解説(紅簾石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

紅簾石
こうれんせき
piedmontite

緑簾石族に属する鉱物。 Ca2(Al,Fe3+,Mn3+)3Si3O12(OH) 。単斜晶系。劈開{001}に完全。硬度 6.5,比重 3.4~3.5。淡紅色,ガラス光沢。緑簾石と一続きの固溶体系列をなしていて,近似的に Ca2Al2Fe3+Si3O12(OH)-CaAl2Mn3+Si3O12(OH) 系列の固溶体と考えることができる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

こうれん‐せき【紅×簾石】

カルシウムマンガン・鉄・アルミニウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。桃色の柱状結晶。単斜晶系。珪質の結晶片岩に含まれる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

こうれんせき【紅簾石】

緑簾石に類似した鉱物で、マンガンを多く含む。暗紅色のガラス光沢がある。単斜晶系に属し、短柱状をなす。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

紅簾石
こうれんせき
piemontite

緑簾(りょくれん)石グループの鉱物。柱状結晶の集合ないし単独粒状をなす。マンガン分に富む珪(けい)質岩起源の広域変成岩(いわゆる紅簾片岩)中に産し、白雲母(しろうんも)、満礬(まんばん)ざくろ石、ブラウン鉱などを伴う。埼玉県長瀞(ながとろ)、長崎県村松など日本での産地は多い。ほかに変質した火山岩中に産する。紅簾石を含む結晶片岩は薄く板状になりやすく、色も美しいため石材として利用される。英名は産地イタリアのピエモンテPiemonteにちなんで命名された。[松原 聰]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

紅簾石の関連キーワード緑簾石造岩鉱物緑簾石化作用緑簾石角閃岩アラビア風緑簾石化作用ウナカ岩結晶化系列角セン石(角閃石)褐レン石(褐簾石)緑レン石(緑簾石)

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone