素饂飩(読み)スウドン

デジタル大辞泉 「素饂飩」の意味・読み・例文・類語

す‐うどん【素××飩】

具の入らない、つゆをかけただけのうどん。主に関西でいい、関東ではかけうどんという。
[類語]饂飩麺類蕎麦冷や麦素麺パスタ狐饂飩力饂飩鍋焼き饂飩皿饂飩饂飩すき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「素饂飩」の意味・読み・例文・類語

す‐うどん【素饂飩】

  1. 〘 名詞 〙 汁をかけただけの具のないうどん。主に関西でいい、関東では「かけうどん」という。
    1. [初出の実例]「うどんを喰って行かう。素饂頓(スウドン)といふやつをな」(出典大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android