索餠(読み)さくべい

精選版 日本国語大辞典 「索餠」の意味・読み・例文・類語

さく‐べい【索餠】

  1. 〘 名詞 〙 小麦粉と米の粉とを練り、合わせて、なわの形にねじり、油で揚げた菓子。唐菓子の一種といわれる。中古、陰暦七月七日の七夕節供に、宮中で病気、特に熱病よけのまじないとして内膳司(ないぜんし)から御前に奉ったもの。のちに民間にも広まった。さくびょう。むぎなわ。《 季語・秋 》
    1. 索餠
      索餠
    2. [初出の実例]「索餠料。小麦粉一石五斗。米粉六斗。塩五升。得六百七十五稾。〈略〉手束索餠亦同」(出典延喜式(927)三三)
    3. [その他の文献]〔釈名‐釈飲食〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「索餠」の読み・字形・画数・意味

【索餠】さくべい

そうめん。

字通「索」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む