最新 地学事典 「累帯配列」の解説
るいたいはいれつ
累帯配列
zonal arrangement ,zonal distribution ,zoning
元素・鉱物・鉱物組合せの空間的分布様式。累帯分布・帯状分布とも。鉱床に関しては,鉱石鉱物・脈石鉱物の鉱物組成,金属元素の含有率,同位体比などの変化として認識される。対象とする空間の規模から広域的・鉱床地域・鉱体内に分けて考察される。西南日本内帯の白亜~古第三紀の花崗岩に関連した鉱化作用が,不毛の領家帯から日本海側に向け,W-Cu帯,Mo-Pb-Zn帯の配列をしているのは広域的な例。斑岩銅鉱床では鉱化作用・変質作用の累帯配列が貫入岩を中心に発達。
執筆者:井沢 英二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

