細川忠隆妻(読み)ほそかわ ただたかの つま

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「細川忠隆妻」の解説

細川忠隆妻 ほそかわ-ただたかの-つま

?-1641 織豊-江戸時代前期,前田利家の7女。
母は芳春院。慶長5年忠隆が徳川家康会津攻めにしたがって出陣中,大坂屋敷にとどまる。石田三成方の人質要求を拒否し義母細川ガラシャが自殺した際,侍女につれだされ脱出。おこった義父忠興に離婚を命じられて実家にもどり,のち再婚した。寛永18年11月20日死去。名は千世。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android