精選版 日本国語大辞典 「絡付」の意味・読み・例文・類語
からみ‐つ・く【絡付】
[1] 〘自カ五(四)〙
① まきつく。絶えずついて離れない。まといつく。
※古活字本毛詩抄(17C前)八「綢繆は纒綿の心して下へをちぬやうにからみ付た心ぞ」
② 人に言いがかりをつける。
[2] 〘他カ下二〙 ⇒からみつける(絡付)
からまり‐つ・く【絡付】
〘自カ五(四)〙
① 細長いものなどが、互いに巻きつく。
② 絶えずくっついて離れない。まとわりつく。
からみ‐つ・ける【絡付】
〘他カ下一〙 からみつ・く 〘他カ下二〙 巻きつくようにする。巻きつかせる。
※三河物語(1626頃)一「をびをもって頭にからみ付而、やうちゃうする」
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