継続教育(読み)けいぞくきょういく(その他表記)continuing education

図書館情報学用語辞典 第5版 「継続教育」の解説

継続教育

一般に,義務教育後に職業上のニーズを満たす目的で成人を対象に行われる多様な教育を指すほか,図書館その他の情報機関の職員が,専門的知識や技能態度を向上させるために行う学習活動.方法としては,職員自身が行う自発的な学習を始めとして,短期・長期課程,ワークショップ会議などがある.このような各種の学習の機会を提供するとともにこれを受けられる機会を持つことは,技術革新による社会変化の激しい今日,個人にとっても,所属組織にとっても,専門職がサービス対象としている組織や社会にとっても不可欠である.

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「継続教育」の意味・わかりやすい解説

継続教育
けいぞくきょういく
further education; continuing education

イギリスの 1944年教育法により規定された初等中等教育に続く第3段目の教育。義務教育年齢をこえた者のための全日制および定時制の一般的,市民的教養や,技術,職業教育の機会で,余暇活動をも含む。フランスでは継続教育として,51年にグルノーブル大学に,勤労青年の資質向上を目的とするコースが創設され,さらに 59年の法的措置により一層の整備をみた。

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