続浦島子伝記(読み)ぞくうらしまこのでんき

百科事典マイペディア 「続浦島子伝記」の意味・わかりやすい解説

続浦島子伝記【ぞくうらしまこのでんき】

作者不詳。920年成立。浦島伝説を神仙譚風に漢文で記し,後に浦島子に代わって詠じた七言22韻,浦島子の和歌・絶句各10首,亀姫の和歌・絶句各4首を付す。《丹後国風土記》《日本書紀》《万葉集》などの浦島伝説を基に,中国の《柳毅伝》,《漁父辞》,《高唐賦》,《洛神賦》,《桃花源記》,《続斉諧記》の〈劉阮天台〉,《遊仙窟》などによる潤飾を施す。霊亀が浦島子と前世に夫婦であったとする点が,他の浦島伝説とは異なる。→浦島子伝浦島太郎

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