緑レン(簾)石(読み)りょくれんせき

百科事典マイペディアの解説

緑レン(簾)石【りょくれんせき】

変成岩中にごくふつうにみられる緑色の変成鉱物で,単斜晶系,柱状結晶または粒状・繊維状集合体として産する。組成がCa2(M)3O・OH・Si2O7・SiO4で表される一群の鉱物を緑レン石族と称し,(M)3は緑レン石ではFe3(+/)Al2,ゾイサイトとクリノゾイサイトではAl・Al2,紅レン石は(Mn3(+/),Fe3(+/),Al)3,褐レン石は(Mn2(+/),Fe2(+/),Fe3(+/),Al)3でCaが一部Ce,La,Yに置換している。斜方晶系のゾイサイトのほか4者は単斜晶系。いずれも苦鉄質の接触変成岩や結晶片岩中に多量に産出する。
→関連項目紅レン(簾)石

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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