罪責感(読み)ざいせきかん(その他表記)guilt feeling

改訂新版 世界大百科事典 「罪責感」の意味・わかりやすい解説

罪責感 (ざいせきかん)
guilt feeling

一般に,規範要求や禁止にそむいて重大な過失を犯したという理由で自己を責めさいなむ意識や感情。規範は宗教民族社会集団などによって異なるから,罪責感の形成形式,内容もそれに応じて異なる。うつ病の病前性格であるメランコリー型,あるいは執着性格の特徴の一つである過敏な罪責感は,日独両国に顕著であるといわれる。罪責感には正常な範囲のものから,神経症レベルのもの,精神病(ことにうつ病)レベルのものがあり,後者では罪業妄想delusion of culpabilityの形をとることが多い。
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